2016-11-04

平成28年度第1回家族会のご報告

 当センターでは年に2回「家族会」を開催しております。今年度も10月22日(土)に第1回の家族会を開催しました。
 利用者のご家族のみなさまにご案内をさせていただき、24世帯31人のご家族の方からご出席をいただきました。大きなホールを借りきってドーン!と受講者を募る形式ではなく、小・中規模で当センターの利用者のみなさまだけでの開催となりました。以下、簡単にご報告です。

 今回は新潟青陵大学 不登校・ひきこもり研究会さまとの共催で、新潟青陵大学教授の齋藤まさ子先生にご講演をしていただきました。講演内容は「ひきこもりからの回復のプロセス」、「本人と家族関係について」でした。
 叱ったり責めたりせずに、上手にひきこもらせてあげてほしい、としたメッセージががあったように思います。回復へのプロセスを全体像として意識することで、焦ったり混乱したりブレたりすることが軽減されるかもしれません。なんだか分からない状態というのは不安なものですよね。「先が見えない」という不安への回答ともなりうるご講演だったと思います。齋藤先生、ありがとうございました。

 部数は多くありませんが、スライドの印刷物が当センターにあります。ご入り用の方はご来所の際に、お申し付けください。
 ご出席いただいたみなさま、お手伝いに来てくださったスタッフのみなさま、ありがとうございました。今回はご都合のつかなかったみなさまも、またの機会にはよろしくお願いいたします。


■会場は新潟青陵大学の教室をお借りしました。広々でした。